6年ぶりにパフィオが咲いたのに気をよくして、今日15日まで東武百貨店船橋店で開かれている船橋洋らん展に出かける。これも6年ぶりのこと。
お目当ては、須和田農園の江尻光一 先生による会場案内と初心者向け洋らん栽培教室。世界らん展日本大賞 に2度も輝いたわが国の洋らん栽培の第一人者の話を直に聞けるとなると、行かないわけにはいきません。

会場案内では、NHK「趣味の園芸」でおなじみの柔和な表情(=写真)で、様々な品種の見どころなどを語ってくれました。洋らんにはよい香りのする種類がありますが、花が咲いていれば同じように香りを発するわけではなく、晴れた日中が最も強く、雨の日などはあまり発しないとのこと。受粉のために虫を呼び寄せるのが、香りを放つ目的なんだとか。
栽培教室では、約1時間半にわたって、家庭で洋らんを育てるうえで必ず守ってほしいことなどを教えてくれました。要約すると、
1:花が咲くかどうかは冬(1−3月)の午前4−6時の温度で決まる。
2:5−10月の生長期に1日5時間×100日の日照量を確保する。
3:風が葉の裏側に当たらないとCO2を吸収できない。洋らんは夜風も必要。
4:冬は水苔が乾ききったらドバッと、夏は表面が乾いたらすぐに、室温並みの水をやる。
5:真夏日の夕方はじょうろで葉に水をかけ、葉の温度を下げるとつぼみが増える。
といったところ。1については、胡蝶蘭やデンファレは15度(理想は20度)、シンビジウムやデンドロビウム、セロジネは5−7度とのこと。
「これさえ守って育てれば、毎年3月ごろには花が咲きます。らんは元々、人の入らない山奥でも咲きます。肥料で花が咲くと思ったら大間違い」と江尻先生。
ただし、どうしても「花が小さい」「つぼみの数が少ない」「花の色が悪い」といった栄養不足に伴う欠点が生じるため、「それを補うために施肥が必要。生長期の前半のみ、液体肥料を週1回、油粕などの固形肥料を月1回やれば十分。その他の期間は不要」とのことでした。
翻って、わが家のパフィオはどうだったかというと、合格だったのは冬の最低気温だけ。部屋に入れっぱなしだから風に当てたことなんかないし、日照量なんて不足もいいとこ。「日照量が半分だと花は2年に1度しか咲かない」そうです。てことは、必要量の6分の1しかなかったってわけ。
教室の終了後、江尻先生による入門書「はじめての洋ランづくり」(主婦と生活社 1365円)を買ってサインをいただき(ミーハーだね)、性懲りもなくセロジネの鉢を購入。暖房を全く入れない北側の部屋でも最低気温が5−7度ってことはないのに、大丈夫かな?
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