2017年8月26日 (土)

蘭、奇跡の生命力

 太田市へ引っ越した1年前、庭付きの一軒家に縁側があり、船橋で丹精込めて育ててきた蘭の鉢をここに並べたのが大間違いのもとでした。
 「風通しもいいし、少しぐらい直射日光が当たったって大丈夫だろう」と思った、その「少しぐらい」が蘭には大痛手だったのです。何しろ連日35度が当たり前という土地柄、日差しが強すぎて蘭の葉が傷んでしまったのでした。
 特に被害がひどかったのは、長年元気に咲き続けてくれたファレノプシス(胡蝶蘭)でした。大きな葉が全部やられてしまい、引っ越し当時に伸びていた二度咲きの花が今年の春になって弱弱しく咲いては落ちる一方、新しい葉が伸びてくる気配はありません。
 「最後の花が開いたら、この蘭も命が尽きちゃうのだろうか」と自分の愚かさを悔やみ続けるうちに8月も終わりかけていたのですが…。
 何と、小さな葉が芽吹いているじゃないですか。
 再び花が咲くまで何年かかるかわかりませんが、この小さな新しい生命は大事に育てていこうと思います。
1dsc_0369_11 中央右下の小さな緑色が新しい葉です。不格好になっても育ってさえくれれば…。

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2017年8月21日 (月)

赤城山合宿

 放送大学陸上部のメンバーでサブ3のNさんが毎年、この時期に行っているという赤城山での合宿に交ぜてもらいました。標高約1300mにある大沼の湖畔にある青木旅館を拠点に、1周5キロの大沼周回コースを走り込むということです。この時期でも最高気温は20度足らずとか。
 参加者はNさんの音楽・ランニング仲間で、放送大学陸上部ではウルトラランナーでもあるTさんや女性のHちゃんが来て、総勢11人でした。
 どうも僕以外は全員サブ4みたいで、久し振りに場違い感を覚えました。それはともかく、到着して昼食の山菜うどんをいただきながら雨をやり過ごし、小手調べのジョギングに出ました。極端にきつい坂はないにせよ、上り続けか下り続けで、だんだん脚にこたえてくる感じです。後から思えば、何も知らない強みで3周し、初日の練習はこれでおしまい。
 夕食後、廊下にテーブルを並べ、持ち込んだビールやつまみで延々と2次会。皆さん、おっそろしくよく飲む。僕は夕食だけで満腹だったので、緑茶を飲みつつ時折話に加わって、適当なところで自室に退散したのでした。
 2日目の朝は6時前にランニング開始。覚満淵という名所を見に寄り道をしたものの、僕が行った時は霧も何もなく、幻想感ゼロでした。2周して汗を落とし、朝食をいただく。
 部屋でゴロゴロして休み、11時頃から2周して昼食。15時過ぎから3度目の練習、2周が目標だったけど、1周目で相当汗をかいてしまい、今日の練習は打ち止めに。
 夕食後、2泊メンバーのNさんとTさんに聞いたところでは、低血糖になると、体内の水を排出するために汗が大量に出るとのこと。ひょっとすると、今日の午後練習であっけなくバテたのは低血糖だったのかもしれません。
 本当は3日目の月曜朝も2周して計50キロを達成するつもりだったけど、走れば走るほど坂に怖気づいてしまい、朝ランは取りやめに。太田に戻ってからそれなりに働いたので、結果的に取りやめでよかったみたいです。
1dsc_0358_11 ちょっとガスのかかった赤城山頂を望む

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2017年8月10日 (木)

長島芳明「銀翼のアルチザン」

 久しぶりに読書感想文、なのですが、読み終わる前にひと騒動がありました。
 9日深夜、元職場の後輩でFB友達のO女史(って感じじゃないけど、年齢に敬意を表して)から「先輩からレイバンのセール招待が来てますけど、FBが乗っ取られているんじゃないでしょうか」と問い合わせがあったのです。
 O女史以外のFB友達の女史たちにも私名義の招待が届いているらしく、こちらには覚えのないことですから、乗っ取られた(=PWを破られて侵入された)と考えるしかありません。
 ネットで調べると、FBでレイバンのセールのスパム被害があちこちで生じているようでした。スパム発生元としてはPWを変更してFBにログインし直し、「私とつながっている人は絶対にスルーしてください」と呼びかけるという、最低限の対処をするのが精一杯でした。うっかりと「いいね」を押してしまった友達が一人いましたが、これといった被害はなさそうで、胸をなでおろしました。
 騒動の前後に読んだのが表題の一冊。戦後、その性能をテストした米軍を戦慄させた戦闘機「疾風」をはじめ数々の名機を設計しながら、一切を語らずに過ごした中島飛行機技師長の小山悌(やすし)を取り上げた小説です。
 作者の長島氏は太田市在住の37歳で、これが2作目。一部に文意の通りにくい箇所があるといった難はあるものの、実に面白い本でした。
 戦前、特に226事件の後についてのイメージは、「軍部がやりたい放題に暴走するのを政党も新聞も批判しなかった暗い時代」ってとこですが、放送大学の面接授業などで聞いた中では案外、そうでもなかったようです。大雑把に言えば、政党は互いに足の引っ張り合いを繰り広げて民心が離れていき、軍は軍で「頼りにならない政権は何も判断してくれないし、かといって目の前の危機を放っておけないから自分たちで決めるしかなかった」といった雰囲気で、空襲が始まる前までは、後世の我々が想像するよりも殺伐色はずっと薄かった印象です。
 この作品は、そうした時代の空気をよく醸し出している点が特に優れている気がしました。田畑しかない太田が、中島飛行機の工場や滑走路があちこちにでき、2万人もの工員が働く街になっていく様子が、目に見えるように描かれています。
 戦後、群馬県出身の堀越二郎がゼロ戦の設計者として名声を博した一方、その群馬県でたまたま就いた航空機設計の仕事を極めながら沈黙を保って航空機や自動車産業と縁を切った東北出身の小山悌。アニメ映画の「風立ちぬ」とは対照的な、アルチザン(=職人)としての生き方でしょうか。

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2017年7月22日 (土)

東毛酪農低温殺菌牛乳63℃

1dsc_0341_11  午後から仕事があり、朝ランは松風峠往復で9キロ弱にとどめました。
 最近、朝ラン後の一杯は「東毛酪農低温殺菌牛乳63℃」です。船橋市にいた当時、約6キロ離れた佐久間牧場まで遠回りして走って「しぼりたて牛乳」を飲むのが楽しみでしたが、ここで復活した感じです。
 200ミリリットル瓶1本140円。高いです。瓶を返せば10円戻ってきますけど。
 でも、文句なしにおいしい。運動をした後、30分以内にタンパク質を補給するのが最も効果的だそうですが、この牛乳なら効果抜群だろうと信じて疑いません。
 それにしても、愛飲(ってわけでもないけどよく買っている)する農協牛乳の3・5倍…。普段、酒もたばこもない生活なんだから、これくらい贅沢したって罰は当たらないとは思うものの、白い食品ってのは贅沢を覚えると引き返せなくなるからな~。米、パン、ヨーグルト、それに牛乳。普段使いにすべきかどうか。

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2017年7月 2日 (日)

第10回嬬恋高原キャベツマラソン

 例によって競馬にたとえれば、秋シーズンに向けて七夕賞(本物は来週だけど)を叩いて、仕上がりを早くしたいと目論んでの出走です。公式HPで高低差が200m近くあるのは覚悟していたけど、嬬恋村の標高が1400mもあるとは知りませんでした。これじゃ完全に高地トレーニングじゃん。
 万座プリンスホテルのフロントで会場までの所要時間が50分ぐらいと聞いていたので、朝食は5時半の開業(普段はもっと遅いけど、大会出走者のために早くしているよう)と同時にいただき、またしても栄養過多気味になってから、午前7時過ぎにホテルを出発。8時前に出走者用駐車場に着いたものの、ここからスタート会場へのシャトルバスに乗れたのは8時半過ぎ。受付や着替えが間に合うのか心配でしたが、荷物を放置するなどで、どうにか間に合いました。
 朝にかけて雨だったのに、スタート前から急に晴れ始めました。どうせ天気が悪いのだからと、日焼け止めを持参しなかったのは大失敗と、後で痛感させられました。
 ゲストは水泳金メダリストの金藤理絵さんと、嬬恋村出身でスピードスケート銀メダリストの黒岩敏幸さ4ん。残念ながらスピーカーを通して声を聴いただけで、本人たちの姿は確認できませんでした。
 スタートからは長い下り坂。ラストはここを上るのかと思うと気が滅入りました。その後のアップダウン(後から思えば緩い方だった)を走るうちに、序盤で無理をしたらエライことになると感じ、8キロ辺りから上り坂は必ず歩く「戦略的歩行」を実施。3年前のマザー牧場でトレランを走った時に覚えた戦術?です。
 キャベツ畑や浅間山を眺めて「何とか2時間30分ぐらいで収めたい」と考え、18キロ辺りまでは走れる所は走ってきたものの、甘かった。ラスト3キロの「心臓破りの坂」は歩いて上るのも辛く、歩きでどんどん追い抜かれる始末。坂で姿勢を保つせいなのか、腹筋がかなり硬直したのを感じたのも、ランニングというか歩きの最中では初めてです。どう見ても75歳ぐらいの爺さんに抜かれたのはショックでしたけど、抜き返す意欲なんぞありません。
 結局、ネットで2時間37分47秒でフィニッシュ。更衣室で上半身裸になったのに汗が引くまで30分近くかかり、乾いたタオルでふき取った汗が簡単に絞れたほどです。飲んだスポーツドリンクがそのまま汗になっていたような気がします。
 参加賞は特産のキャベツ1個ですが、わざわざ重い物を持ち帰る気にはなれませんでした。放送で「お忘れなく」と呼び掛けていましたが、レース前に渡す方がいいと思います。
 なかなかいいデザインだった大会Tシャツを入手することができなかったのは、ちょっと残念でした。

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2017年7月 1日 (土)

万座温泉へ

 群馬県民となって10か月。仕事熱心のあまり、温泉地へ行くどころか東毛地域からろくに外へ出られない有様でしたが、2日(日)の嬬恋高原キャベツマラソン出走のため、万座プリンスホテルに泊まることになりました。
 あいにくの雨。昼食を済ませてから太田を出て、前橋のボスに書類を届けに寄り道をしてから渋川を経由して万座へ。愛車のカーナビが古いせいで途中、新しくできた道路に対応できずに進路をロストしてしまいました。カーナビが示す旧道?に近づくべくウロチョロした挙句、辿り着いたのは八ッ場ダム。「コンクリートから人へ」の象徴というかスケープゴートにされかかりましたが、大工事は進行し、周辺には小奇麗な温泉街ができていました。
 本当は前日受付を済ませておきたかったのですが、間に合いそうもないので諦め、万座温泉へ向かいましたが、想像以上の山また山でした。調べもしなかったけど、万座温泉の標高は1800mとのこと。17時半頃に到着し、硫黄の匂いが濃い白濁の湯に浸かって久し振りにリラックスしました。
 プリンスホテルは35年前の学生時代に初めてアルバイトをした所です。軽井沢でしたが、その後、各地のプリンスホテルに泊まることもなく、宿泊は今回が初めてでした。部屋にエアコンがないのは軽井沢と同じです。露天風呂で来し方を思うと、いささかの感慨があります。
 夕食はブッフェスタイルで、過剰な栄養補給と相成りました。嬬恋村だけにキャベツを使った料理が多く、ホテルオリジナルの味噌ドレッシングがなかなか美味でしたが、販売していなかったのが残念。

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2017年6月 4日 (日)

旧友来訪

 1か月後に迫った嬬恋キャベツマラソンに備え、週末の朝ランは松風峠越えのコースに。1キロで100mぐらいは上るから、嬬恋の最終盤3キロで200mの上りの訓練にはなるだろう、と思いたい。
 G1安田記念はまたしても惨敗。昨年の覇者ロゴタイプが澱みない逃げで引っ張って実力勝負に持ち込み、レース自体は素晴らしかったけれど、肝心の本命イスラボニータがいいところなく敗れてしまった。
 夕方、かねてからの約束通り、前の職場の同僚M氏が赤城山でのキャンプの帰りに寄ってくれた。割と近くにある居酒屋「悟空」で一杯。飲酒の習慣がないので、この店も現職場の元スタッフが「若い人たちは遠くからでも来たがるみたいですよ」と言っていたのを思い出して決めたけど、確かにコストパフォーマンスはいい感じ。
 M氏からは、1日付で異動となった旧ボスと旧筆頭次長に対する不満のあれこれを聞く。こちとらも9か月前に異動した途端、ストレス検査の結果が良好になったくらいだから、後釜に据えられたM氏としても気苦労は多かっただろう。何だかんだ4時間ぐらい話し込んで、わが家の空き部屋に泊まってもらった。

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2017年5月12日 (金)

群馬県立館林美術館「京都のみやびとモダン」

1dsc_0299_11  珍しく平日休み。かつては渇望してやまなかったのに、今は扉一つ向こうに仕事をしている人がいると思うと落ち着かず、自宅でゴロゴロしていることができません。
 晩期とはいえ、藤の花でも見るかと「あしかがフラワーパーク」へ出かけてみたのですが、甘かった。平日だというのに、どこからこんなに集まったのかと思うほど、駐車場は車で一杯。そそくさと引き返し、群馬県立館林美術館で開催中の企画展「京都のみやびとモダン」を見に行きました。
 竹内栖鳳、神坂雪佳、堂本印象らの絵画がずらりと並んではいるのですが、知ったかぶりをかますと、代表作感はあまりないんですな。まあ、作品よりも「国宝」「重要美術品」といった立札の方をじっくりと鑑賞してしまう質なので、その手の表示がないことが物足りなかったのが本当の所です。
 工芸などは「人間国宝」作がかなりあったので、満足していました。
 ただ、ここも平日というのに暇人が割といて、自分のように孤独な暇人は静かだからいいのですが、夫婦とか友人同士とか、複数形の暇人がいると、何かと喧しくてかないません。常設展の動物像を一人静かに眺めていい気分になっていたのに、そこへまた暇人グループが現れて気分が台無しになっちゃって、1時間ちょっとで退散することに。
 ミュージアムショップに芯が7色の鉛筆が売っていたので、「まためい」たちへのプレゼントに購入。
 この後、昼食、書店で本探し、喫茶店で読書と時間を無駄遣いして、平日休みを過ごしたのでした。働いていた方がよっぽど疲れなかった気がします。

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2017年5月 9日 (火)

魔女の一撃

 朝、靴下を履こうと右足を上げた直後、不意に腰から下が外れるんじゃないかと思うような痛みが走りました。「魔女の一撃」とはよく言ったものです。
 すぐに動作を止めたのがよかったのか、元々その程度の症状だったのか、腰回りにいくらか痛みは残っていても歩くことはできます。こうした症状は今年1月の六郷グリーン駅伝の際にもありましたが、今回はいつもより重い気がしたので、出勤前に比較的近くにある「浜町接骨院」に寄りました。
 ここの雰囲気がまた、大きめのラーメン屋というかマクドナルドというか、客が来ればスタッフ一同で「こんにちわ」。マッサージを終えた先生がアルコールとエアーで消毒して「消毒終わりました」と言うと、全スタッフが返事をするといった調子で、流れ作業感が強烈です。実際、同じ患者には同じ先生がずっと担当するようですが、多くの客を効率よくさばくこ1とに重きを置いている気がします。
 こちらとしては、予約とか気にしなくていいメリットもありますが。
 診立ての方は、猫背気味になって一番下の腰椎の隙間が伸びきってしまったために、痛みが走ったのだろうとのこと。机に脚を上げて本を読んだりしていたのがまずかったかな。

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2017年5月 6日 (土)

つつじが岡公園

 GWといっても全く常と変わらぬ出番で、休みは土日だけ。何もせずじまいなのも癪だから、館林市のつつじが岡公園へ行ってみました。って、結局管内じゃん。
 今年は花つきが良いとの話でしたが、全体的には終わりかけで、遅咲き品種のいくつかが見頃でした。とはいえ、ツツジの種類がこんなにあると知ったのは収穫です。
1p1030388 八重霧島。
1p1030391 紅霧島。
1p1030393 京鹿の子。
1p1030398 東錦。
1p1030401 胡蝶揃。
1p1030409 関寺紫。
1p1030414 筑紫紅。
1p1030416 千重大紫。
 来年はもっと早く来て、別の種類のツツジも楽しみたいものです。

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