2009年11月 8日 (日)

「デザインを科学する」

 昨日から2日間、放送大学千葉学習センターで「デザインを科学する」という面接授業を受講。普通は一人の先生が担当するのに、今回は千葉大大学院のデザイン科学専攻の先生7人がそれぞれの分野から多角的に講義する、珍しい趣向でした。
 工業デザインの分野は千葉大出身者の活躍が目覚ましく、今回の授業も期待に沿った充実ぶりでした。「デザインはいいけど使いにくい」「使いやすいけどデザインはイマイチ」と、僕も思うことはありましたけど、司馬遼太郎が「『悲運の名将』は論理的にあり得ない。名将は運もついているからこそ名将なのだ」と喝破した如く、「デザインのいいものは使い勝手もいい」はずなのだそうです。
 つまり、外観だけをデザインというのは間違いで、使い勝手も含めたトータルな企画をデザインと称するべきだというのが、先生方のコンセプトなのでした。
 こうした授業などをパワーポイントで進めるのはもはや当たり前のようになっています。今回、驚いたのは、受講生の答案用紙(ってほどの内容でもないけど)を回収し、すぐスキャナーで読み取って表示し、講評する先生がいらしたこと。時たま恥ずかしくはありますが、「ほかの人の考えを知ることは大切」とおっしゃっていたこの先生の講義こそ、なかなかいいデザインだったように思えます。
 2日前の不寝番の疲れが抜け切らず、睡魔との戦いでしたが、久しぶりに刺激的な面接授業でした。
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 遠くてわかりにくいけど、先生は自分の脳波の波形を使って小さなロボットを動かしています。人間工学とデザインの関わりを追究する中での、実験の一つだそう。

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2009年10月30日 (金)

秋バラ(by Canon FD50mmF1.8)

 不寝番で深夜出勤なので、日中は満開になった谷津バラ園へ。ついにマイクロフォーサーズ機LUMIX DMC-GF1にマウントアダプターをかませ、CanonFDレンズをテストするチャンスがやってきたのです。
 死蔵品の代名詞だったFDレンズがマイクロフォーサーズ機の登場でにわかにクローズアップされてきたことの意義については、写真家・澤村徹さんのコラムをご覧ください。
 僕が初めて一眼レフカメラを手にしたのは高校生の時。その頃、人気のあったCanon AE-1は、たまたまカメラを使う仕事に就いたことで10年近く使いました。EOSを使いだしてAE-1とFDレンズはお蔵入りしてしまいましたが、歳月を経てFDレンズを再び活用できようになり、いささかの感慨があります。
 感慨ついでに、ヤフーオークションでFDシリーズでも銘玉と呼ばれたレンズを2本、買ってしまいました。昔はとても手が出なかっただけに、思い入れが暴走してしまって…(^-^;ゞ
 今日、試したのはAE-1の標準レンズだった50mmF1.8。普及品ながら、F2.0以下の明るさはストロボ使用を避けたいデジタルカメラでこそ生きると思います。マイクロフォーサーズで使うと、35mmフィルム換算で焦点距離が2倍になるので、感覚的には100mmF1.8です。
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 これは「夢」というバラ。逆光だと、かなり派手なゴースト(五角形=絞りの形の光の乱反射)が出ます。
 もちろん、マニュアルフォーカス(MF)になりますが、昔取った杵柄で違和感はありません。GF1にはMFアシストという機能があり、ピント合わせをしたい位置だけの画像を5-10倍にアップすることができます。これを使えばピンぼけはまず起こらず、とても便利です。
 そうそう、バラのほうですが、春に比べると秋のバラは知られていないのか、谷津バラ園はかなり空いていました。僕も例年、春ばかり出かけていましたが、撮影には秋のほうがよさそうです。
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 いつも思うことながら、絵の描ける人はうらやましい(バラはクイーン・エリザベス)

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2009年8月26日 (水)

26(ふろ)の日

 午後1時半頃、船橋駅北口から送迎バスに乗って船橋健康センター へ行く。昨年末以来だ。
 すっかり忘れていたけど、毎月26日は「ふろの日」として入泉料(大人)が400円引きの1000円ちょうどになるサービスを行っている。写楽展の図録が2300円したけど、思いがけず、少し取り戻すことができてうれしい。
 ここの湯で好きなのは、漢方薬湯と露天の草津の湯。草津の湯は、湯の花を溶かして本場の泉質を再現したものといいます。昨年末は原料の入手が困難なため、「蔵王の湯」になっていましたが、草津の湯に戻っていたのは何よりでした。
 漢方薬湯は、5分ほど浸かっていると局部がヒリヒリしてきます。本当に悪い所があると、そこもヒリヒリするそうなのですが、幸いそうした所はありませんでした。
090826_2  日は照っていてもしのぎやすくなった午後、人々が働いている時にこうして露天風呂に浸かりながらぼーっと青空を眺めている時に感じるかすかな罪悪感。結局、僕の夏休みは、反省を全く伴うことのないこの罪悪感が、まだ自分の中にあるのを確かめるためだけに過ごしているようなものです。

 (写真は、関係ないけど両国駅そばの「さかなや道場」のランチ・海鮮丼780円也。写真はピンぼけですが、コストパフォーマンスはなかなかの一品)

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2009年5月27日 (水)

谷津バラ園

 平日休みで、2年ぶりに谷津バラ園 へ。ちょっとピークは過ぎたかと思ったけど、満開でした。
 それほど込んでいない日に、色とりどりの花や、時に風が運んで来る香りをゆったりと満喫できたのは何よりのこと。疲れていたのに寝そびれてしまった前夜のストレスも消え失せてしまったようです。
 1時間弱、園内をぶらぶらと歩いた後、前回と同じく、バラのソフトクリームで暑さを癒しておしまい。
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 本日、最も美しいと思った「ヘンリー・フォンダ」

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2009年3月25日 (水)

浦安魚市場で朝ごはん

 不寝番明けの朝、いつもの総武線ではなく、東西線に乗って浦安駅で途中下車。北口から歩いて2分の浦安魚市場 に寄り道しました。
 長いこと、市川・船橋に住んでいながら、この魚市場に来たのは初めて。拙稿に時々コメントをいただいているごんふくさんが先日、mixiで魚屋さんを話題にした際、「そういえば」と思い出したのです。
 中に食堂は数軒あり、(なるべくさっと作ってくれそうなものを)と思って、海鮮丼がオススメの味館食堂に。午前10時近くとあって、客は僕一人。
090325  海鮮丼は蜆汁がついて850円。勤務先の社員食堂の上ちらし寿司と同じ値段です。ごはんの量は互角、ネタの違いは、
 海鮮丼=カニ、海老、もずく
 上ちらし寿司=ネギトロ、甘海老、わかめ
といったところ。
 どちらもコストパフォーマンスは上々で、味は甲乙つけ難いのが正直なところ。と言われても、うちの会社の人以外は比べようがないか。ただ、さすがと言っては何ですけど、ホタテは魚市場の海鮮丼の方が圧勝です。貝は開いてからの時間が短いほどおいしいですからね。
 船橋に戻って、ちょっと買い物をしてから帰宅。正午過ぎに布団に潜り込み、6時間ほど睡眠。軽い夕食を摂って、午後10時過ぎに再び床に就いて、翌朝8時まで眠った。合計16時間…。40歳代後半で不寝番なんかやってると、立て直すのが大変ですよ。
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 浦安魚市場堂々のクジラの図解看板。ほ乳類といっても、クジラは魚屋で売ってるしね。

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2008年3月29日 (土)

中山競馬場近くの桜並木

080329 東京でも桜はほぼ満開。船橋には自慢できるほどの桜の名所はないと思うのですが、中山競馬場の南側道路の桜並木はこの通り、なかなか見事です。道路標識がろくに見えなくなっているほどですから、桜のトンネルと言っても言い過ぎではないでしょう。
 競馬好きながら、ここの桜並木を見に来たのはたぶん6年ぶりぐらいでしょうか。好天に恵まれた週末に満開ってだけでも条件が重なるのに、加えて懐具合もそれなりに豊かじゃないと、なかなか気が向かないし。

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2008年3月25日 (火)

太陽光発電設備見学会

 何年か前から、グリーン電力基金 に協力している。電気料金の口座引き落としの際、一口500円を寄付しているだけですが、その特典で千葉市・新宿公民館に設置されている太陽光発電設備の見学会に参加しました。
 年に一度、自然エネルギー発電設備の見学会の募集があるのですが、定員が50人程度と少ないこともあって、これまでは全く当たらず。今回は風力発電に比べれば地味な設備なので当たったのかと思いきや、地元・千葉市からの参加者はなく、東京や神奈川から来た人も結構いたようなので、運良く当選だったのだろう。平日の午前中なので、大半はお年寄り。
080325_2 左の写真は、公民館1Fに設置されている発電システムのモニター画面。見ていると、日射強度の数字の動きに結構、幅がある。近くにいたおじいさんにそのことを話すと、「雲のせいですよ」と簡潔明瞭な答えが返って来た。

 このモニターを見に来る前の説明会で、「年金暮らし」と称する別のおじいさんが、自宅に太陽電池パネルを取り付けた話をしていた。パネル44枚で総工費約1000万円。補助金を除くと777万円の出費だったという。

 簡潔明瞭な答えのおじいさんも、ひょっとすると自宅設置組なのかもしれない。一般住宅では3kwhの太陽光発電があれば使用電力の7割はカバーできるそうですが、そのためには24〜30平方mのパネルが必要という。パネル1枚1・6平方mとして、最低でも15枚はいる計算です。

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 これが新宿公民館屋上に設置された太陽電池パネル。巨大ですが、これでも30枚分で、同じものがもう一つあります。さっきの「年金暮らし」のおじいさんの家、かなりの豪邸なんだろうなぁと、つい余計な想像をしてしまう。新宿公民館では60枚の太陽電池パネルで年9700kwhを発電しており、年間使用量の3分の1をまかなっているそうです。

 今週発売のAERA3月31日号に「環境維持のためにわざわざ太陽光パネルを設置したのに、南側に高層住宅ができて発電量が減ってしまった。環境維持のため、お金ではなく太陽光パネルの増設で補償してくれ」と裁判で争っている人の話が載っていました。高額な設備だけに、こういう問題への対処を真剣に考えなければならないでしょう。「マンションの屋根にもパネルを設置して、その電気を電力会社に売った金で補償せよ」なんて判決だったら、現代版の大岡裁きなのですが。

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2008年3月20日 (木)

朝から嵐なのに

 不寝番の最中、立て続けに文書を5本ばかり作成したため、いつもよりくたびれ果ててしまった。ところが、いつも総武線の電車に座った途端に眠ってしまうのに、なぜかすぐ眠れない。アドレナリンがまだ残っていたかな。
 新小岩を過ぎてようやく意識がなくなり、目が覚めたら津田沼。やれやれ、寝過ごしてしまった。
 各駅停車で船橋へ戻ったのは、10時ちょっと過ぎ。この際だから、東武百貨店で始まった北海道物産展を冷やかして行こう。と、エスカレーターを乗り継いで6階の会場に着くと、そこは戦場。ロールケーキだかの行列の最後方は会場をはみ出ている。まだオープンしていないラーメン店だって20人は並んでいた。
 傘をさすのが大変なくらいの風が吹きすさぶ雨の日だというのに、朝っぱらからこの集客力。おそるべし北海道物産展。とか何とか言いつつ、僕も人込みをかきわけて北菓楼 の「開拓おかき」と帯広名物の豚丼を買ったのですが。
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 (写真は、トラフアナナス@南房パラダイス)

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2008年2月10日 (日)

ダイヤモンド富士

0802102 10日午後5時過ぎ、わが無頼庵のベランダから、富士山の山頂に夕日が沈んで行くのが見えました。「ダイヤモンド富士」の瞬間です。
 田貫湖など富士山の西側から、山頂に日が昇る瞬間の方がダイヤモンド富士の名にふさわしいですが、東側からの夕日にもそれなりの趣があります。
 無頼庵からダイヤモンド富士を撮りたいと思ったのは8年前ごろだったと思います。大阪に出向していた2年間以外、毎年狙っていたものの、当日が仕事だったり、休みでも天気がよくなかったりで、なかなかいいチャンスに巡り会えずにいました。
 ここ数日、朝でも富士山がよく見えなかったので今年もだめかなあと思っていたら、夕方になってぼんやりと富士山が見え始め、「ひょっとして」と待ち構えていたらこの通り。次は、山の稜線に沿って夕日が転がるように落ちて行く「コロコロダイヤ」を狙ってみますか。

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2008年1月15日 (火)

船橋洋らん展

 6年ぶりにパフィオが咲いたのに気をよくして、今日15日まで東武百貨店船橋店で開かれている船橋洋らん展に出かける。これも6年ぶりのこと。
 お目当ては、須和田農園の江尻光一 先生による会場案内と初心者向け洋らん栽培教室。世界らん展日本大賞 に2度も輝いたわが国の洋らん栽培の第一人者の話を直に聞けるとなると、行かないわけにはいきません。
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 会場案内では、NHK「趣味の園芸」でおなじみの柔和な表情(=写真)で、様々な品種の見どころなどを語ってくれました。洋らんにはよい香りのする種類がありますが、花が咲いていれば同じように香りを発するわけではなく、晴れた日中が最も強く、雨の日などはあまり発しないとのこと。受粉のために虫を呼び寄せるのが、香りを放つ目的なんだとか。
 栽培教室では、約1時間半にわたって、家庭で洋らんを育てるうえで必ず守ってほしいことなどを教えてくれました。要約すると、

 

1:花が咲くかどうかは冬(1−3月)の午前4−6時の温度で決まる。
 2:5−10月の生長期に1日5時間×100日の日照量を確保する。
 3:風が葉の裏側に当たらないとCO2を吸収できない。洋らんは夜風も必要。
 4:冬は水苔が乾ききったらドバッと、夏は表面が乾いたらすぐに、室温並みの水をやる。
 5:真夏日の夕方はじょうろで葉に水をかけ、葉の温度を下げるとつぼみが増える。

といったところ。については、胡蝶蘭やデンファレは15度(理想は20度)、シンビジウムやデンドロビウム、セロジネは5−7度とのこと。
 「これさえ守って育てれば、毎年3月ごろには花が咲きます。らんは元々、人の入らない山奥でも咲きます。肥料で花が咲くと思ったら大間違い」と江尻先生。
 ただし、どうしても「花が小さい」「つぼみの数が少ない」「花の色が悪い」といった栄養不足に伴う欠点が生じるため、「それを補うために施肥が必要。生長期の前半のみ、液体肥料を週1回、油粕などの固形肥料を月1回やれば十分。その他の期間は不要」とのことでした。
 翻って、わが家のパフィオはどうだったかというと、合格だったのは冬の最低気温だけ。部屋に入れっぱなしだから風に当てたことなんかないし、日照量なんて不足もいいとこ。「日照量が半分だと花は2年に1度しか咲かない」そうです。てことは、必要量の6分の1しかなかったってわけ。
 教室の終了後、江尻先生による入門書「はじめての洋ランづくり」(主婦と生活社 1365円)を買ってサインをいただき(ミーハーだね)、性懲りもなくセロジネの鉢を購入。暖房を全く入れない北側の部屋でも最低気温が5−7度ってことはないのに、大丈夫かな?

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