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2016年12月 4日 (日)

面接授業「群馬の考古学 3」

 前橋市の放送大学群馬学習センターで3、4日の二日間、「群馬の考古学 3」を受講しました。
1dsc_0001_11 面接授業を受けた学習センターはこれで7か所目。前橋駅から歩いてみましたが、HPの地図が不出来なせいで道に迷ってしまい、20分ほど遅刻しました。ところが、講師の群馬県立歴史博物館長の右島和夫先生はもっと遅れたので、事なきを得ました。
 群馬で考古学といえば「岩宿の発見」ですが、今回はもっと後の古墳時代がテーマ。群馬県には前方後円墳が数多くあり、太田市の天神山古墳は東日本最大とのこと。って、いつもジョギングしている途中にある古墳じゃん。しかも出入り自由だそうで、今度通ったら探検してみよう。
 この授業を選んだ理由の一つは、同博物館や周辺の古墳を見学することができるからですが、4日朝が8時半集合とのこと。太田から通っていては間に合わないので、急きょ前橋市内のビジネスホテルに電話して予約。見学バス代などを払う際、センターHPの地図にダメ出しをしておこうと思っていましたが、職員の方たちが親切だったので、余計なことは言わないことにしました。
 ある程度、予想というか覚悟はしていましたが、群馬学習センターや宿泊先の周辺には飲食店が少なく、コンビニもろくにありません。昼も夜も、食事はスーパーで買った弁当になってしまいました。
1dsc_0073_11 4日は午前中、県立歴史博物館を自由見学。おそらく、どこの県でも似たようなものだと思いますが、常設展の歴史表示の偏りというか力の入れ所というか、かなり大胆になっています。
 群馬県お得意の古墳文化は長いし、埴輪から何から展示物が多いのですが、平安~鎌倉期はほぼ飛ばされています。謡曲「鉢の木」の舞台は今の高崎市辺りなんだから入れておけばいいのにと思いましたが、創作だからダメか。鎌倉末期からは新田義貞が歴史の中心人物で、足利尊氏なんか存在感ゼロです。仲良くなった高崎育ちの受講生Tさんは「群馬県は新田義貞なんですよね~」といい、よそ者が考える以上に重みがあるらしい。
 戦国期もあってなきが如し。「真田丸」の影響で今後、見直しがあるかもしれません。
 江戸時代、利根川水運の展示はかなり力が入っています。利根川水運は千葉県の関宿から今の江戸川に入っておしまいかと思っていましたが、こんな方まで使われていたとは。館林といえば徳川綱吉のはずですが、なぜかその名はなく、綱吉以外で出世した人の一覧がありました。幕末もちょっとだけ。
 明治に入ると富岡製糸場を中心に養蚕業の繁栄が手厚く、戦前は中島飛行機といった具合。
 ここも周辺に飲食店が乏しく、ミュージアムショップで販売しているパンを買って、公園のベンチでTさんと談笑しながらいただく。「みそコッペ」、なかなかいけます。ショップには浮世絵絵葉書があり、珍しいことに月岡芳年の作品が数種類あったので即ゲットしました。
1dsc_0090_11 午後からは博物館周辺にある古墳数か所を見学。写真は観音山古墳 で、石室内部も見ることができました。
1dsc_0097_11 古墳見学からの帰途、バスの窓から「ショベルカーの展示場」のようなものが見えました。珍しいのですが、よく見ると、内部を取り壊して片づけた店舗の中にショベルカーが置いてあっただけのようです。珍しいことには変わりないでしょうけど。

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