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2013年4月18日 (木)

野村萬斎狂言の夕べ 君津公演

 たまたま休みだった日に実家のある君津で狂言の公演があり、しかもイー・プラスでディスカウントになっていたので、無理やり両親を連れて観に行くことに。
 いかに野村萬斎といえども、ディスカウントのチケットが出ているようでは8割ぐらいしか埋まってないのではと思いきや、実際はほぼ満席。我らの席ときたら、後ろから2列目の端っこと、狂言を観るにはいささか遠過ぎる位置でした。
 開演を待っていると、少し前の席に知人が座ったのを両親が発見。知人というと他人行儀で、子供の頃に住んでいた社宅で我が家の下の階に住んでいたおばさんなのです。小用ついでに降りて挨拶に行くと、とても懐かしがってくれて、こちらも嬉しい限り。一緒に来ていたのは娘のMちゃん、同い年だから幼なじみですが、会うのは30年ぶりぐらいかもしれません。見た目に変わりがなく、お互いにささやかながら孝行をしていられるくらいには元気なことを知って、何だか安心しました。
 演目が始まる前に、狂言役者の深田博治さんが初心者向けの解説をした際、「狂言を観るのが初めての人」と問いかけたら、観客の8割以上が手を挙げていました。これだけの初心者を呼べるとは、さすがに野村萬斎の名前は大きいと改めて実感させられます。
 最初は「佐渡狐」。観劇などに興味のない父は新潟出身なので、多少なりともなじみのある地域にちなんだ演目だったのはありがたい。
 続いて、萬斎さんが「すっぱ(=詐欺師)」を演じる「六地蔵」。これはおととしの3月、南原清隆さんの「現代狂言」を観た時にも演じられていた曲です。東日本大震災の1週間前、何の気兼ねもなく楽しめた時と今とでは、観る側の自分にとって何か違いがあるのだろうかなどと、チラリとは思いましたが、やっぱり面白いってことに変わりはありませんでした。現代狂言も同じ和泉流だったから、微妙な違いはあるとしても、素人には気付きようがないでしょう。そんな細かなことよりも、ド素人だらけの会場は大受けしており、これで狂言ファンが少しでも増えてくれれば、老松の絵もない地方公演でも大いに意義はあったと言えるでしょう。
 店じまいの早い君津ゆえ、21時近くでファストフード以外の夕食がとれるか気がかりでしたが、君津駅近く(でもないか)の「かつ波菜」が開いていたので助かりました。「3月末まで」という限定の「鰤カツ定食」がまだOKというので注文してみると、意外においしかった。

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