« 前々日追い、自家製麺「ばくばく」など | トップページ | 芸術祭十月大歌舞伎 »

2012年10月21日 (日)

ちばアクアラインマラソン

 競馬の騎手コメントに「道中の手応えはよかったけど、勝負どころではもう脚が残っていなかった」といった内容を、よく見かけます。生涯初のフルマラソン「ちばアクアラインマラソン」は、僕にとってまさしくそんな結果となってしまいました。
 午前8時ちょっと過ぎには更衣室となっている木更津市民体育館に到着し、さっさと着替えてイベントスペースを見て回った後、荷物を預けて所定のスタートブロックへ移動。前日に見に来た際、近くに仮設トイレがあるとわかっていたので、行列に並ぶことなく小用も済ませた。スタートまで40分以上待つ間、またトイレに行きたくなったけど、行列もできていたので我慢することにしたのですが、これが後に響くとは…。
 10時に号砲が鳴った(らしいけど、わがブロックまでは聞こえません)後、実際にスタート地点を越えたのはたぶん10分以上たってから。前半をキロ6分30秒台で行って、30kmを過ぎたら余力と相談しながら走り、何とか4時間30分台でのゴールを目指すというのが、描いていたプランです。
 しまったな~と思ったのはトイレ。コースに入ってからの仮設トイレは1か所に2、3スペースしかないので、どこも行列となっており、立ち寄っていたら大幅なタイムロスになるのは必至です。まあ我慢できない訳でもないので、この問題は先送りに。
 走り始めて50分ちょっとで、いよいよアクアラインへ。カンカン照りで暑いとはいえ、心配された横風もほとんどありません。
1pict0011 僕らが料金所を通った頃、反対車線には先頭ランナーの姿が(=写真上、トイカメラのパンフォーカスで手かざし撮りなのでツライ)。ゲストの「公務員ランナー」川内優輝選手かな、さらにしばらくして元カンボジア代表の猫ひろしさんらと遭遇。かなりの人がスマホやコンデジで写真を撮っていました。かく言う自分もこの日のために用意した小型トイカメラCHOBiCAMでアクアライン上からいろいろと写真を撮っていたのですが、いかんせん使い慣れないせいで失敗作ばかり。
 そんなことをしながら走っていたせいでアクアラインの坂も大して気にならず、キロ6分20秒台のペースを守って走ることができ、海ほたるの給水所で持参のアミノバイタルプロを補給。陸へ向かう道も順調で、アクアラインを下りて三井アウトレットパーク近くの中間点を通過した時の公式計時は2時間30分ぐらいだったでしょうか。実際に走り始めてからのタイムは2時間18分ほどで、この時に感じていた余力なら同じペースを保っていけそうだったので、4時間40分以内も夢ではないと思ったのです。
 これが「道中の手応えはよかったけど…」の部分。
 さあ後半も頑張るぞ、となったのですが、25kmを過ぎて袖ヶ浦高校の近くを通る頃にはペースダウンが始まっていました。暑さが堪えてきたせいですが、自分としては先送りしていたトイレ問題だと思っていたのです。結局、29km辺りのトイレが5人くらいしか並んでいなかったので、ここで用足しをすることに。待つこと5分ほど、その間もストレッチがてら脚を動かしてはいたのですが、後から思えばここで両ふくらはぎの筋肉が硬直し始めたのかもしれません。
 再び走り出して2kmほど行ったところで、両ふくらはぎにケイレンが始まり、騙し騙し走っていると、足首を返せないせいでいよいよ走りがおかしくなり、ついに歩き出してしまいました。そこから先、走ったのはアクアライン連絡道の側道、ほたる野、清見台の下りばかり。
 もはや目標タイムどころではありません。キロ10分で歩いても制限時間内には到着するからと、ほたる野のエイド・ステーションではヨーグルト、牛乳、モロキューと食べてばかりで、ここを含む1kmは14分以上を要してしまったのでした。
 さて、清見台の南側。ここで提供されたブルーベリーの実をそのまま凍らせてシャーベット状にしたものがおいしく、平坦でもあったので、また少しだけ走る。しかし、37kmからの難所・清見台の上り坂はもう走るのは無理。ひょっとして、知り合いに見られているかもしれないけど、見栄を張ることさえできず、心中泣きながら歩いて上ったのでした。子供の頃は泣きべそをかいて歩いたこともある坂、40年を経て個人的な歴史は繰り返されてしまったような気分です。
 ただ、道沿いの店や建物がずいぶん変わっていて、懐かしいと思う場面はほとんどなかったのが残念と言えば残念です。下り切って長須賀の交差点(20年くらい前までは、潮干狩りシーズンには決まって渋滞情報に登場していた)を過ぎた辺りで、ついにNHK・BS1で放送している「ランスマ」のロケ隊にも抜かれてしまいました。走っていたのは中村優ちゃんか?この人たちはコース途中のイベントなどを取材しいしい走ってきてのことだから、ただ進んでいただけの僕なんかとは大違いだよな~。
 41kmを過ぎると、見栄で走り出す人が増えたけど、それにもついていけず。最後に走ったのは、ゴールの木更津市役所から200m手前ぐらいから。
 ゴールした時の公式タイムは5時間38分台。すなわち時刻は15時38分、どう遅くても15時40分発走の競馬の菊花賞は見られるだろうと思っていたのに、それすら叶わなかったとは…。馬券は少し当たったけど。
 手荷物などを受け取り、虚ろに帰り道を進んでイベントスペースに入ると、プーマのブースの人が「ゼッケン番号の末尾が7の人は当たりですから、お寄りください」と声をかけてくれました。プレゼントはフード付きのタオル。
 くたびれたけど、最後に一つラッキーなことがありました。

|

« 前々日追い、自家製麺「ばくばく」など | トップページ | 芸術祭十月大歌舞伎 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/169228/55948139

この記事へのトラックバック一覧です: ちばアクアラインマラソン:

« 前々日追い、自家製麺「ばくばく」など | トップページ | 芸術祭十月大歌舞伎 »