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2012年1月22日 (日)

第36回千葉マリンマラソン

 第36回千葉マリンマラソンは2度目のハーフマラソン挑戦だったのですが、金曜日から雨が降り続き、前夜は完全に出走取消モードでした。こんな冷たい雨の中を走って風邪でも引こうものなら、人手不足の職場に申し訳ないし…。ダメ労働者といえども、その程度の倫理観?は残っているのです。
 しかし、朝6時に起きてみると、外はまだ暗いからわからないものの、東京アメッシュで見る限り、幕張周辺に雨雲はありません。こうなると出走取消を撤回せざるを得ない。でも、朝食を摂って明るくなってきた外を見ると、やはり雨。また取消へ傾いたものの、アメッシュを見ると降っているのは船橋辺りだけで、幕張はもっているようなので、出走することに。
 西船橋駅で武蔵野線(京葉線)に乗り換え、海浜幕張駅へ。通勤ラッシュ並みの混雑。世のランニング愛好家は、この程度の雨はものともせんのか。認識の違いを痛感せざるを得ません。
 海浜幕張駅に着くと、雨。もう逃げられません。まあ、これだけ多くの雨の中を走る人がみんな風邪を引く訳でもなし、それにこういう寒さに備えてあれこれ買い物をしたんじゃないか。
 長袖Tシャツ、ぴたクロ(手にぴったり合う手袋)、コンプレッションタイプのスパッツ、フィールドコート、それにウオームパンツ。ユニクロとケーヨーD2で買ったから、全部足しても7500円ぐらいだけど。結果的には、これらはいずれも十分に役に立ったのでした。
 それはともかく、この大会もゼッケンは前後2枚使用でした。前1枚だと思い込んでいたので、長袖Tシャツは着用してきてしまったのです。やむなく、着替え用のTシャツにゼッケンを付け、長袖Tシャツに重ね着することに。ずっと雨降りだったことを考えると、結果としてはこの方が体を冷やさなかったのかもしれません。
 スタートは10時5分。しかし、申告タイムの遅い我らの組がスタートゲートを通ったのはその5分半後。そこまでぐずぐず走ったのは多少のウオーミングアップになったかも。
 これだけ後ろからだと、ほっといても自然に前に上がって行くものですが、意外とそうでもありません。ひょっとして周りにいる人たち、俺なんかよりずっと速いの?だとしたら、このまま行っちゃうとバテるもとだし、1kmまで様子見。そしたら6分11秒と、こちらが慎重過ぎたのでした。
 ちょっと前に、ヴィクトワールピサの勝負服に似たTシャツで走っているおっさんがいる。少し太めだけど、自然に上がって行くリズムがいい。あのヴィクトワールピサをマークして、こちらも上がって行こう。有馬記念のオルフェーヴルになった気分。
 ヴィクトワールピサのペースはキロ5分40秒ぴったり。ドSコーチ(今回からこのハンドルで呼ばせていただきます)からハッパをかけられた「サブ2」を達成するためのジャストのペースだ。(当面、このままマークして11km過ぎ辺りでなおペースを上げられたら)と思っていたら、ヴィクトワールピサが5kmで早くもペースダウン。やっぱ太めはダメじゃん、マークしていたこちらも下がっていたので、オルフェーヴルとしてはヴィクトワールピサは置き去りに。
 その後はキロ5分45秒前後。もう少し上げることはできるけど、それでバテちゃうのは怖い。様子見しつつ10km通過、初ハーフの時はこの辺りからペースダウンが始まったけど、今日はまだ大丈夫そうだ。しかし、残り5kmまではそーっと行くことに。
 15km辺り、稲毛海浜公園に入ると、道が狭くなったせいか全体のペースが落ちたのに巻き込まれ、結果的には入りの1kmとここだけがキロ6分台に。やや息は荒れてきたけど、まだ戻せる感じ。でも、公園を出て再び広い道路に戻ったのも束の間、今度は「11時半を過ぎたので、ここからは歩道の走行をお願いします」となって、またしても細い道に。
 それにしても、いったい何人走っているんだろ。ここに至ってなお、人込みが切れる気配がありません。ジュビロ磐田記念の時は、このくらい走るともうまばらだったのに。ましてこの雨だよ。
 ただ、雨といっても全体的に小降りだから体が冷えるということもなく、むしろほどよく熱を冷ましてくれていた気もします。キャップから落ちて来る雨水が適当に口に入っちゃうせいもあって(数日来の雨だから、それほど汚くもないはず)、給水もそんなに必要じゃなかったし。そういえば、減量に苦しんでいた亡き吉永正人ジョッキーが「雨の日は、ヘルメットから落ちて来る雨水がうまいんだ」と語っていましたが、その気持ちがわかるような。
 残り5km。ここからは駅伝のつもりで、と思ったものの、空腹感もし始めて、さすがにペースアップは簡単じゃありません。それに、ハーフパンツが雨を吸い込んでずり落ちてきてしまい、走りにくいこと。周りはどんどん落ちて来るから、自分が速いように錯覚してしまうし。そうこう言いつつ、ゴールの千葉マリンスタジアムに。球場右翼ポール付近から中に入り、外野の人工芝を横切ってセンター付近でゴールイン。ジュビロ磐田メモリアルの時はゴール寸前に撮られた自分の写真は顔に死相が浮かんでいたけど、今日はあと5kmぐらいならペースは落ちるにしてもまだ走れる感じでした。
 実測タイムで2時間2分51秒。ジュビロより4分40秒近くの短縮はなったものの、ドSコーチからの課題だった2時間切りはならず。順位は1万37人中5306位だって。真ん中近くじゃん、と一瞬喜んでしまったけど、やはりこの雨で2千人以上は出走取消だったろうから、その分は差し引かないとな。
 まったくの平坦コースだった今回の方がかなり楽なコースだったとはいえ、ジュビロの時は「もうこれ以上は無理じゃないか」と内心思っていた2時間7分台だったのに対し、今回は「まだ行ける」と思えた2時間2分台なのが、自分としては大違いです。
 むしろ大変だったのは後片付け。指先がかじかんじゃって、ゼッケンを外すのもままならない。雨を吸い込んだウェアを入れたバッグが、また重かったこと。
 船橋に戻ったら雨がウソのように晴れ上がっていたので、ユニクロで着替えのシャツを買ってからエグザス船橋に行き、スーパージェットバスでアキレス腱の辺りなどをマッサージし、ようやく人心地がついた。あしたからは魔の3日連続7時出勤だ。
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 ゴールインして30分ぐらい後、ようやく手のかじかみも治まって写真撮影。表彰式が始まる中、頑張ってゴールに到達した人たちも結構いました。

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コメント

改めてお疲れさまでした。レースの様子、よくわかりました。あの条件での2時間2分台ですから、もう2時間は目標ではありませんね。キリがいいので、5分半で刻んで1時間56分にしましょう、遠い目標ではないはずです。

投稿: ドSコーチ | 2012年1月23日 (月) 17時05分

>ドSコーチ
 あの雨の中、何千人もの人が走りに来ているのを見て、うまく言えませんけど圧倒されました。それだけでもいい経験だったと思います。
 今回は6分イーブンで走り通せればいいやと思っていたのですが、コーチに背中を押されたことで、目標に及ばずとはいえ、次に希望を持てる結果を得られました。ありがとうございます。3月の千葉県民マラソンは富津岬のフラットコースなので、5分半ペースで行けるようにしたいです。
 コーチのタイムは凄すぎ。別大での好記録、楽しみにしています。

投稿: 無頼庵 | 2012年1月23日 (月) 20時20分

ランニングは急には速くなりませんが、必ず速くなります。魔法のようなトレーニングはありませんが、地道に積み重ねれば必ず結果が出ます。そこがランニングのおもしろいところだと思います。別大は、お金をかけて行くわけですし、恥ずかしい走りはできませんね。
しかし、昨日は寒かった。ランナーは本当に変な人の集まりです。自分を含めて。

投稿: ドSコーチ | 2012年1月23日 (月) 21時09分

 次走がまた雨だとしても、たぶん出走取消はしないんじゃないかと思うようになった自分も、幾らかランナーっぽくなったんだと自惚れておきます。

投稿: 無頼庵 | 2012年1月24日 (火) 20時03分

はい、じゅうぶん「変態」の仲間入りです(笑)

投稿: ドSコーチ | 2012年1月24日 (火) 21時25分

師匠、ありがとうございます。smile

投稿: 無頼庵 | 2012年1月24日 (火) 22時20分

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