鳩山内閣発足
知らない人ばかりの内閣かと思ったら、少なくとも2、3回は聞いたことのある名前ばかりだ。清新な印象で、そのイメージは保ってほしい。
総選挙の結果について、玄人や素人があれこれ書いたものを読んだ。それぞれご自身の考えを語っているのに、読後感はみんな一緒。目にした範囲が狭いものの、頷かされた見解はほとんどなかった。日刊ゲンダイみたいに「民主党政権になれば政官癒着がなくなり、政治主導で民意が反映されていく」なんて言われると、Jリーグ発足当時、「サポーターのための」12番のユニホームを着込んで応援していた連中と同じおめでたさを感じずにはいられない。
単身者や車を持たない人まで民主党を支持した理由については、先週号の週刊文春で亀和田武さんが書いていた「悪相」の話が、僕には一番近い。当選時の取材を拒否した元首相であれ、バンソコ王子であれ、女醜聞の元幹事長であれ「君たちの顔は気持ち悪くてもう見たくないから今すぐ消えてくれ」ってこと。テレビを利用していい気になっていた自民党が、視聴者にこんなしっぺ返しを食らったのはいい気味だ。
落選したゼンコー2世が「とにかく生理的な嫌悪感がひどくて、戦いようがなかった」と振り返っていたけど、そうだとすれば自民党の立て直しには長い年月がかかるかもしれない。
民主党は首相のぶら下がり会見を減らすことを画策しているという。メディアへの露出を減らすことは、情報公開が消極的になることと、概ね同じ方向に進む。「背番号12」の連中は、次はどんなしっぺ返しをやってくれるのか。
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コメント
わたしも総選挙後、感想を自分のサイトに書いていますので、よろしければご笑覧ください。
http://www.sepia.dti.ne.jp/lana/gonfuku/zoukan097.html
民主党にとっては、これからが正念場でしょう。
投稿: ごんふく | 2009年9月16日 (水) 20時39分
>ごんふくさん
拝読しました。労働者派遣を巡る様々な問題点はすぐにも改めてほしいです。「束縛されない働き方」という普及し始めた頃の謳い文句が、働く側のメリットとしてちゃんと受けられるようにすべきでしょう。
僕が長らく望んでいるのは、選挙の際に「なってほしい人の名を書く」のを改めて、「なってほしい人(○)か、なってほしくない人(×)のどちらかを記入する」制度です。生きているうちに実現はしないでしょうけど。
「昭和55年」の番組で、高橋源一郎さんが「よく(19)55年体制と言われるけど、今だと昭和55年体制の方がしっくりくる。アフガン問題、ビートたけし、この年に顕著になったりデビューしたりした出来事や人の影響力が今日に至っても続いている」とコメントしていました。本来、自民党もこの年に壊れていたはずなのが、大平首相急死で逆に息を吹き返してしまい、政党としての問題点を片付けられずにやってきたことが、この自壊を招いたように思います。
投稿: 無頼庵 | 2009年9月16日 (水) 23時27分