九月大歌舞伎
かねがね見たいと思っていた「勧進帳 」が、今月の歌舞伎座・夜の部に掛かっており、千秋楽も近い今日、観に行きました。
歌舞伎座での観劇は17年ぶりぐらいかな。当時、ハマっていた友人に誘われて行ったものの、僕には火がつきませんでした。その頃の上司が「歌舞伎は絶対にいい席で見るもんだ」と吹いていたのを、僕は(よく1万6000円も出す気になるな)と不思議な思いをしたのを覚えています。
歳月を経て、その上司と同い年ぐらいになった自分が、やはり「絶対にいい席で見るもんだ」と思っているのは奇妙なものです。
「勧進帳」を初めて観る僕らにとって、いい席は何と言っても花道の出入り口近く。幕切れの見せ所「飛び六方」を堪能したいですしね。ネットで予約した際、おあつらえむきの二等席二列目の中央やや花道寄りを取れました。
弁慶は幸四郎、富樫は吉右衛門、義経は染五郎。弁慶と富樫の緊迫感あるやり取りも十分に楽しめましたが、微動だにせず座り続けている義経役も結構、大変な感じがします。
「勧進帳」の後の「松竹梅湯島掛額 」は、歌舞伎にもこんなに笑わせる演目があるのかとびっくり。アドリブ満載、吉本新喜劇の「ホンワカホンワカ」まで聞こえてきそうな笑劇です。おどけた主役をあの吉右衛門さんが、あの渋い鬼平が軽やかに演じていて、違和感があるようなないような、観ていてくすぐったくなるような気分にさせられました。
来年からの建て替えを控えて、正面にはカウントダウンパネルも。
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コメント
せっかく首都圏に住んで東京に勤務してるんだから、
一度は歌舞伎を見たいもの。
そうこうするうちに歌舞伎座とのお別れが近づいてきました。
やっぱり週末は多いんでしょうね。
投稿: ごんふく | 2009年10月 6日 (火) 21時45分
>ごんふくさん
演目にもよると思いますが、歌舞伎座のHPからネットで早めに予約すれば、週末でも何とかなるかもしれません。一度、お試しを。
投稿: 無頼庵 | 2009年10月 7日 (水) 07時31分