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2009年6月28日 (日)

富士山静岡空港

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 雨だというのに、傘をさしてじっと遠くを見つめる人々。競馬場以外ではお目にかかれないこの光景は、6月4日に開港した富士山静岡空港 (島田市)の展望スポットでのこと。
 杜撰な需要予測で赤字間違いなしとか、立ち木問題がこじれて知事が辞めちゃったとか、いろいろとありましたけど、断言しましょう。今、出発するなら静岡空港発の飛行機に乗るべきです。雨が降ろうが風が吹こうが、これだけの人々が見送ってくれるんですから。土日と祝日に限ったことですけど。
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 ご覧の通り、搭乗客はちっともいないのですが…。
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 土産物店の前は大賑わい。数日前、読売新聞静岡版に季節限定の人気商品「三方原ポテトチップス」が、ここ空港売店でも販売されているとの記事が出ていて、買って帰ろうと思っていたものの、とうの昔に売り切れていた模様。影も形も見当たりませんでした。
 僕が磐田市にいた1987年、静岡空港の建設地を巡って浅羽町(現袋井市)とここ島田市の争いとなり、遠浅の遠州灘を埋め立てて海上空港とする浅羽町が敗れたのでした。以前、バブル経済の始まりを僕が自覚したのは88年頃だと書きましたが、思えばその前から、バブル的な状況は静岡県でも席巻していたのです。
 「浅羽なら東名高速とも近く、旅客はだめでも国際貨物空港として大いに活用できる」とか、あの頃は大きな夢があったものでした。アメリカ最大の建設会社「ベクテル」が関心を示していたくらいでしたから、決して絵空事でもなかったのです。
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 あれから22年。経済変動その他あれこれとあった末に実現した静岡県民の夢とは、このように飛行機が飛び立つ場面を見るための施設だったのでしょうか。「こんなことなら、浜松の自衛隊基地の滑走路脇に展望スタンドでも作っておきゃよかったじゃないか」と、大きな夢を見ただけの浦島太郎である僕は、つい毒づきたくなるような複雑な思いを抱かずにはいられませんでした。

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