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2008年9月22日 (月)

大連港

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 昔、満州を目指してやってきた人々の多くが最初に降り立ち、敗戦で命からがら引き揚げた人々の多くがやっとの思いで船に乗り込んだ場所がここ、大連港の埠頭。今もフェリー用に使われている。
 ターミナルの建物こそ昔とは異なっているものの、青い屋根は戦前と同じ物だそうだ。
 不凍港を求めるロシア、その南下を食い止め、逆に大陸進出への糸口とした日本。日清戦争から太平洋戦争の歴史で、それなりに平和な時も戦乱の時も、軸となっていたのは間違いなくこの風景だったろう。
 もう何十年かたてば、今回の旅で出会ったおかみさんや下妻A旦那のように、満州で生まれ育ったという人はいなくなる。大連港を見る目にも、ノスタルジックな色合いは薄れていく。せめて、まだその色合いが残っている段階で、ここへ来られたのはよしとしておきたい。
 てなことを、成田に戻り、当地に勤める会社の同期の桜にくどくど話した挙げ句、すっかりごちそうになってしまって、満州の旅は終わったのでした。

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