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2008年7月 4日 (金)

「金印」を見る

 出張の業務を終え、帰りの飛行機まで3時間弱のゆとりがあった。福岡市中心部から福岡空港まで地下鉄で10分と、このアクセスのよさは素晴らしい。3時間もあれば、どこか一回りするのには十分だ。
 ということで、市の中心部から少し離れた福岡市博物館 を見学することに。志賀島から出土した「金印」がお目当て。
 天神からバスで20分ちょっと。路線バスなのに、一部で高速道路を通るのには驚いた。時間を考えれば、いいサービスだ。そういえば、地下鉄も隣の駅までなら一律100円だった。初乗り料金は200円で、大阪市の地下鉄と同じだけど、一駅しか乗らない人には腹立たしい額だ。それが100円なら、まあ納得する。こういうサービスは初めて見た。
 で、金印。見て感激する物ではないものの、いにしえの時代への想像をかき立てられる。九州国立博物館もそうだったけれど、ここにも「邪馬台国」の文字はなかった。「学界では、邪馬台国論争は畿内説がほぼ定着していて、あとは具体的な場所がどこかというだけ」と、在阪当時、その道に詳しい人から聞いたことがあり、ここの展示を見てもそういうことなのかと思わされる。
 びっくりしたのは、民謡「黒田節」で歌われている逸話、つまり母里太兵衛が福島正則から正当に頂戴した名槍「日本号」の本物が展示されていたこと。あれって、本当の話だったのか。螺鈿細工が見事でした。
 大陸との交渉の最前線だっただけに、中国との貿易や元寇、さらには明治以降の戦争など、もうちょっと詳しく展示していてもいいのではと思う。優れた人物も数多く輩出していることだし、その辺りの紹介も力を入れてほしい感じだった。

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コメント

すみません、昨年まで慣れ親しんで長らく暮らした福岡の話題だったので、あちこち書き込みしてます(^^;

国際空港が博多駅からたった5分ですから、世界的にもこんなアクセスのいい空港はないでしょう。
もっとも1995年に市営地下鉄が空港に直結するまではバスしかなくて、そのバスも本数が多くなかったので、わたしはタクシーで空港に行くことがけっこうありました。
その場合でも1300円ぐらいだったので・・

市営地下鉄が1駅100円にしたのは、西鉄バスが「100円料金」を導入した影響が大きく、
初乗りが200円は高すぎる、との市民の声が前からあったこともあります。

博物館は特別展の開催時には足を運んでましたが、
考えたら常設展はほとんど見ていないような。
博物館の前の池?のあたりを散歩するのが好きでした。

投稿: ごんふく | 2008年7月10日 (木) 10時20分

>ごんふくさん
 地元の人々がどのように思っていたかはともかくとして、オリンピック誘致の際の磯崎新氏の提案は、個人的には興味深かったです。
 今回、あらためて福岡空港に降り立ち、福岡市街や博多港とのアクセスの素晴らしさを体感すると、福岡五輪の方がいい気がしました。
 湾内とはいえ、客船を選手村にするとなると、選手は嫌がるかもしれませんが。

投稿: maruyan | 2008年7月10日 (木) 20時25分

ご掲載の写真群は、福岡在住当時、どこもなじみの場所なのでなつかしく拝見しました。
楽しかった福岡での日々がよみがえってきます。
どうもありがとうございました。

投稿: ごんふく | 2008年7月10日 (木) 21時48分

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