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2007年3月12日 (月)

「ロダン 創造の秘密」

 3月11日(日)
 タダ券をもらったこともあって、静岡県立美術館で開かれている「ロダン 創造の秘密」を見に行く。朝からあいにくの雨だったけど、静岡駅に着いた11時20分過ぎにはすっきりと晴れ上がっていた。
 浜松や磐田にいた頃、といってももう17年も前か。県立美術館を訪れたことはありませんでした。だから、どの辺りにあるのかよく知らず、静岡駅からタクシーに乗ったら2000円近くかかった。こんなに遠いとは。
 ロダンの彫刻で見たことのあるのは、京都国立博物館にある「考える人」ぐらい。「考える人」は世界中にあるそうですけどね。去年、放送大学の授業でロダンがモデルにした唯一の日本人・花子のことを知り、ロダンのことがちょっと気になってはいたのです。
 「空前絶後のロダン展」という主催者が言うだけのことはあって、初期から晩年に至るまでの代表作が揃っています。「彫刻ってのは大変だなぁ」と思わずにはいられませんでした。
 紙粘土レベルで終わってしまった僕は、例えば「地獄の門」なら「地獄の門」で、あれ自体をいきなり制作するもんだとばかり思っていたのですが、大間違いでした。小さい習作をいくつか作って、それから本番に取りかかるのです。そりゃそうだ、ぶっつけ本番じゃ、失敗したら取り返しがつかない。
 しかし、「習作」として出品されていた幾つかだって、そう言っちゃ何ですけど、十分過ぎるくらいの出来映え。これ一つ作るのに、どれくらい手間ひまをかけたんだろうか。その完成の遥か先に、「いよいよ本番」があるなんて気の遠くなるような作業。とてもじゃないけど、想像がつきません。
 花子さんの頭像もありましたが、失礼ながら「垢抜けない感じの顔だなあ」と思いました。この平凡な表情の中に、ロダンは「苦痛を舐めた魂」を見出したとのこと。紙粘土レベルと世界史上に名を残すレベルの差って、こんな具合です。
 失敗したのは、デジカメをロッカーに預けたまま歩いたこと。本展はダメですが、常設の「ロダン館」の作品は撮影OKなのです。いつか再訪する機会があればいいのですが。
070311
 写真は、夕方5時半過ぎ、新富士駅到着前に車窓から撮った「赤富士」(ってほどじゃないか)

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